持続可能な創造活動プラン

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PEGIS ── 2026.09.25

持続可能な創造活動プラン

The Sustainable Creative Practice Plan(英題は器の案・選字待ち)

二大プロジェクト(The Last Project・The Final Stage)、人生80〜100年の設計(当初の三十年計画)、そして四つの構想を、一本の時間軸に並べ直した。そのうえで、不慮の事故や発病による健康被害から、日本固有の大災害(南海トラフ地震・首都直下地震・富士山噴火・台湾有事)、感染症・戦争・超知性AIの暴走・太陽コロナ・隕石衝突までの、想定可能な七つのリスクに対し、何を、どこに、どう残すかを決めておく。どのリスクが来ても、作品は残り、2042年12月11日は迎えられる。そのための恒久の設計図である。

生年 1962.12.11いま 63歳大點示界 2042.12.11(80歳)三十年計画の終点 2054.12.11(92歳)百歳 2062.12.11

I生涯の弧A hundred-year arc

2025年11月11日に立てた「今後30年間の人生設計」の段を、百歳まで延ばして描いた。いまは第一段階の終盤にいる。

準備段階0〜60歳 第一段階〜68歳 第二段階〜73歳 第三段階〜80歳 最終段階〜92歳 余白の八年〜100歳 19620歳 197210歳 198220歳 199230歳 200240歳 201250歳 202260歳 203270歳 204280歳 205290歳 2062100歳 2009 筋金入りの少年 2026.5.3 共創の起点 いま 63歳 2042.12.11 大點示界 80歳 2054.12.11 92歳 2062.12.11 百歳 当初の三十年計画(2025年11月11日)は 2054年12月11日(92歳)まで。余白の八年は器の案

段の区切りと年齢は当初の人生設計のまま。92歳から百歳の「余白の八年」は、この紙で初めて置いた器の案で、名と中身は神宮司さんが決める。

II三つの柱Three pillars

芸術と学術の二大プロジェクトは、どちらも2042年12月に実を結ぶ。その二つを下から支えるのが、書く・出す・守る・開くの四つの構想である。

ART ── THE LAST PROJECT

芸術 ── Cogito Ergo Sum

  • 2042年12月11日、大點示界。球体神殿(直径30メートル)を展示の中心に据える
  • 一万冊の言霊と百万枚のモノクロ写真を、一つひとつ舞台装置の断片にする(十二層大回転言霊・十二層大回転写真)
  • 大学院のあと、舞台装置の設計・図面、建材、施工、会場、共催とスポンサー、報道を具体化する

一万冊は売るための数ではなく、展示の断片の数である(2026.9.23 の恒久の決め)。

ACADEMIC ── THE FINAL STAGE

学術 ── Quid est Homo?

  • 2030年、通信制の大学(早稲田大学 eスクール 人間科学部)へ入学予定
  • 2034年、卒業論文「AIと人類の未来」
  • 2036年、学術研究論文「核廃絶と地球環境保全」。大学院へ
  • 2043年春以降、国家憲章草案(気候変動型)

卒業論文と研究論文の主題は、七大リスクのうち戦争とAIに正面から向き合うものでもある。

BASE ── FOUR-WHEEL DRIVE

土台 ── 四輪駆動の暮らし

  • 健康寿命の維持
  • 自己表現の確立(文学・音楽・写真・映像)
  • 学問学際の研鑽
  • 社会貢献の堅持(2042年以降、Kindle の収益は全額を寄付)

どの構想も、人が健やかであることを最初の条件にしている。

四つの構想 ── 書く・出す・守る・開く

新一万冊構想日英あわせて一万冊を書き、書き終えたら新しく書くのを止める。原稿がそろうのは、いまの速さで 2030年7月〜2031年。
段階的ロードマップ構想Kindle の週2冊の枠(2042年までに 1,692冊)を先に仕上げ、原稿・紙の全集・音声へ力を移す。
AI自律運営システム構想原稿管理・Kindle 出版・図書館の運営を AI が回し、鍵は人が持つ。稼働の起点は 2030年7月。
デジタル図書館構想2042年12月11日に開館し、一万冊を本文と音声で一斉公開する。以後、Kindle は寄付の版になる。

III三十六年の工程2026 – 2062

七つの筋を一枚に重ねた。縦の金の線が 2042年12月11日。ここを境に、前半は積む時間、後半は開いて手渡す時間になる。

2026 2030 2034 2038 2042 2046 2050 2054 2058 2062 芸術The Last Project 学術The Final Stage 書く生涯一万冊 出すKindle・全集・音声 守るAI自律運営・保存 開くデジタル図書館 つなぐ世界平和活動・継承 作品を積む ── 十二層大回転の断片(写真 百万枚・言霊 一万冊) 舞台装置の設計・造形 大點示界 学び直し 通信制で学ぶ 卒業論文 学術研究論文 大学院 国家憲章草案 一万冊の原稿 現行の速さで 2030年7月〜2031年 新しく書くのを止める Kindle 週2冊を流す(2042年までに計 1,692冊) 紙の全集 2027・2030・2042 音声化(試しは 2026年末から) 保存の七層 ── 毎年12月11日に総点検 AI自律運営 ── 稼働の起点 2030年7月 開館・一万冊を本文と音声で一斉公開 Kindle は寄付の版 世界平和活動(三十年計画の後半) 余白の八年(案) いま(2026.9.25) 2042.12.11

時期は、いまの速さのまま進んだ場合。「出す」の先頭の短い帯は、2042年までの Kindle 枠を先に埋める期間(〜2027年6月)。速さを落とすと「書く」と「出す」の帯が後ろへ延びる(一万冊を 2042年12月11日までにそろえる下限は週に約11.5冊)。全集は 2027年12月11日・2030年頃・2042年12月11日の三度。

IV想定可能な七大リスクSeven foreseeable risks

書き手その人から日本、世界、宇宙へと、身近なものから遠いものの順に並べた。どれも起きる時期は選べない。だからこの紙では、起きる確率を当てにしない。どれが来ても残るように、置き場所と手順を先に分けておく。表の大・中・小は、それぞれのリスクが五つの守るものに与える打撃の大きさで、器の見立てである。

リスク本人と協力者原稿と製本データ書店・図書館(公開の場)資金2042年の会場
事故・発病(健康被害)大小小中大
日本固有の大災害大大中大大
感染症大小小中大
戦争(核を含む)大中中大大
超知性AIの暴走中大大大中
太陽コロナ(巨大磁気嵐)小大大中中
隕石衝突中中小小中
RISK 1

不慮の事故・発病(健康被害)

日本の男性の健康寿命は72.57年(2022年、厚生労働省)。2042年12月11日、書き手は80歳になる。

失いうるもの ── 書き手その人。事故や急な病で、書く・決める・署名する手が、しばらく、あるいは長く止まる。

平時の備え

  • 四輪駆動の一つ目「健康寿命の維持」を、すべての構想の最初の条件に置く
  • AI自律運営の「生存の合図」と確認役を早めに決め、動けない期間も運営を止めない
  • 遺言と法人(法の鍵)で、権利・口座・公開の決定を引き継げる形にしておく
  • 作業の手順を「紙の運転手引」に残し、人が代わっても続けられるようにする

起きたとき

  • しばらく動けないとき ── AI は日々の作業だけを続け、公開の最終判断は確認役の承認を待つ
  • 戻れないとき ── 大點示界は書き手抜きでは成り立たないため、分岐点を前倒しし、その時点の製本済みの全冊を図書館で開く
RISK 2

日本固有の大災害

南海トラフ地震・首都直下地震・富士山噴火・台湾有事。南海トラフの30年以内の発生確率は「60〜90%程度以上」と「20〜50%」が併記された(2025年9月)。首都直下地震は70%程度で、新しい被害想定は最大で死者約1.8万人(2025年12月)。富士山の大規模噴火では、微量の降灰で首都圏の地上の鉄道が止まる(2025年3月)。台湾有事を念頭に、先島諸島の約12万人を6日で九州・山口へ避難させる計画も公表された(2025年3月)。

失いうるもの ── 住まいと仕事場、手元の原本、国内の電力・通信・物流、資金の流れ、そして2042年の会場。台湾有事では、海上輸送・海底ケーブル・半導体の供給も揺らぐ。

平時の備え

  • 原本の複製を、首都圏の外と国外の両方に置く(クラウドは国外の地域を含める)
  • 手元の原本は、耐火・耐水の保管と、離れた土地への分置の二本立てにする
  • 2042年の会場の候補を、首都圏の外と国外にも持っておく
  • 資金の出どころを一つに寄せない(刊行の収益・共催・スポンサー・クラウドファンディング)

起きたとき

  • 国外の層から復元し、作業を再開する
  • 会場は、日を動かさず、実地・分散・仮想から取れる形を選ぶ
  • デジタル図書館の開館は、国内の被害と切り離して予定どおり行う
RISK 3

感染症

WHO のパンデミック協定は 2025年5月に採択された。病原体の共有の附属書は交渉が続き、2027年5月の総会へ持ち越されている。

失いうるもの ── 本人と協力者の健康、会場の使用、渡航、施工の日程。

平時の備え

  • 書く・製本・出版は、すでに在宅とオンラインで完結している。この形を崩さない
  • AI自律運営の「生存の合図」と確認役で、人が動けない期間も運営を止めない
  • 舞台装置の施工には、前倒しの余裕を年単位で持たせる

起きたとき

  • 会場は仮想の同時開催へ切り替える。球体神殿の設計図と映像を先に完成させておく
  • 一万冊の公開は、人が集まらなくても成り立つ(図書館・音声)
RISK 4

戦争(核を含む)

終末時計は 2026年1月、真夜中まで85秒に進み、これまでで最も短くなった。

失いうるもの ── 移動と通信、電力、会場、資金の流れ。一国の中に置いたものは、国ごと届かなくなる。

平時の備え

  • 作品の置き場を国と大陸をまたいで分ける(保存の七層)
  • 日英二言語で世界の書店に出しておく(海外先行の方針をそのまま守りにする)
  • 国立国会図書館 eデポへ納め、国の保存に載せる

起きたとき

  • 2042年12月11日は動かさず、会場の形を選ぶ(実地・分散・仮想)
  • デジタル図書館の開館は、会場と切り離して予定どおり行う
  • 学術研究論文の主題「核廃絶」は、この計画そのものの応答になる
RISK 5

超知性AIの暴走

2026年2月の国際AI安全性報告書(ベンジオ座長)は、制御を失う危険を含む汎用AIのリスクを、各国の専門家とともに整理している。

失いうるもの ── この計画は AI とともに書き、AI に運営を任せる。だからこそ、原稿の改ざん・資金の誤用・公開の場の停止が、最も近いところで起こりうる。

平時の備え

  • AI に任せるのは作業まで。お金・権利・公開の最終の鍵は人と法人が持つ(三重の鍵)
  • 原本に照合値(指紋)を付け、台帳を別の層に置く。書き換えはすぐ分かる
  • 一度書いたら消せない保存(フィルムなど)を一層持つ
  • 複数の AI に互いの仕事を検めさせる(いまの八社の分業をそのまま使う)

起きたとき

  • AI を止めても回る「紙の運転手引」で、人だけで最低限を続ける
  • AI を止めても、図書館と保管庫の作品は残る
  • 卒業論文「AIと人類の未来」の、生きた一次資料になる
RISK 6

太陽コロナ(巨大磁気嵐)

1859年のキャリントン・イベント級が今後10年に起きる確率は、約0.5〜1.9%(2019年の研究)から約12%(2012年の研究)まで、見積もりに幅がある。

失いうるもの ── 送電網・通信・衛星・クラウド。記録そのものより、読むための電気と回線を長く失う。

平時の備え

  • 電気がなくても読める層を持つ(紙の全集・フィルム)
  • データは HTML・EPUB・テキストの平文で残し、特定の機械やサービスに頼らない
  • 手元の原本は、電源を抜いて保管する複製を毎年更新する

起きたとき

  • 紙と手元の原本で作業を続け、回線が戻り次第、照合値で各層を突き合わせる
RISK 7

隕石衝突

小惑星 2024 YR4 の地球への衝突は 2025年3月に否定された。月への衝突の確率は約4%(2032年12月22日)と見積もられている。

失いうるもの ── 一つの地域そのもの。数十メートルの天体でも、都市一つ分の被害になりうる。

平時の備え

  • 一か所にしか無いものを作らない。原本・複製・保管庫を別の大陸に置く
  • 候補として、北極の保管庫(ノルウェー・スヴァールバル、電気の要らないフィルム)を検討する

起きたとき

  • 残った層から復元する。そのための手順書と照合値の台帳を、各層に一緒に納めておく

V保存の七層Seven layers of keeping

一つの置き場ですべてのリスクに耐えるものはない。層を重ねると、どのリスクにも、少なくとも一つの層が残る。○は残る見込みが高い、△は条件しだい、×は失いやすい(器の見立て)。二のクラウドは、国外の地域を含めて置いた場合の見立てである。

層置き場読むのに電気が健康日本感染症戦争AI太陽隕石
一手元の原本オフラインの記憶装置 二台以上要る△×○×○△×
二クラウド二社以上・二地域以上(国外を含む)要る○○○△△×○
三書店Kindle ほか・世界の販売網要る○○○△△×○
四デジタル図書館2042年12月11日に開館要る○△○△△×○
五国立国会図書館 eデポ法定の納入・国が保存要る○△○△△△△
六紙の全集ペーパーバック・2027年12月11日から要らない○△○△○○△
七北極の保管庫(候補)Arctic World Archive・piqlFilm要らない○○○○○○○

五の eデポは、2023年1月1日以降に公開した有償・DRM付きの電子書籍も対象で、個人の出版者にも納入の義務がある(DRM を外したファイルを納める)。七の北極の保管庫は候補で、費用と手続きはこれから確かめる。

VI恒久の原則Standing principles

リスクの種類が変わっても、この七つは変えない。

日は動かさない、形を選ぶ2042年12月11日は固定する。会場は、実地・分散・仮想のうち、その時に取れる形で開く。
置き場を分ける場所・媒体・事業者・言語を、それぞれ二つ以上に分ける。一つにしか無いものを作らない。
電気がなくても読める形を残す紙とフィルムを一層ずつ持つ。データは平文で残す。
AI に任せ、鍵は人が持つ作業は AI、お金と権利と公開の最終判断は人と法人。止める手順も人が持つ。
原本に指紋を付けるすべての原本に照合値を付け、台帳を別の層にも置く。改ざんと欠けを見つけるため。
暦で見直す毎月1日に進みを、毎年12月11日に置き場と手順を総点検する。
一人に頼らない確認役・法人・紙の運転手引を備え、書き手が倒れても仕組みが回るようにする。

VII見直しの暦Review calendar

時見直すこと
毎月1日月刊 PEGIS とともに、四つの構想の進み(書いた冊・出した冊・音声・保存)を開示する
毎年12月11日誕生日の総点検。保存の七層の突き合わせ(照合値)、手元の電源を抜いた複製の更新、確認役と鍵の確認
2027.12.11紙の全集の第一回。Kindle 枠が埋まった後の段へ移ったかを確かめる
2030.07一万冊の原稿。AI自律運営の稼働。大学への入学と重なる年
2035.12.11第二段階の終わり(73歳)。卒業論文・研究論文を経て、舞台装置の設計へ入る準備
2042.12.11大點示界とデジタル図書館の開館。Kindle の収益は全額寄付へ
2054.12.11三十年計画の終点(92歳)。世界平和活動の総括と、余白の八年の設計
2062.12.11百歳。作品と仕組みを、次の手へ渡し終える

VIII次の一歩と決めることNext steps

すぐに始められること

  1. 国立国会図書館 eデポへの納入の手続き(2023年以降に刊行した電子書籍)
  2. 原本と照合値の台帳を、クラウド二社・二地域へ置く
  3. 手元に、電源を抜いて保管する複製を作る(毎年12月11日に更新)
  4. 「紙の運転手引」の下書き(AI も回線も無いとき、人だけで続ける最低限の手順)
  5. 手元の原本を、耐火・耐水の保管と、首都圏の外への分置の二本立てにする

神宮司さんが決めること

  • 英題(器の案 The Sustainable Creative Practice Plan)
  • 92〜100歳の「余白の八年」の名と中身
  • 2042年の会場の三つの形(実地・分散・仮想)を採るか。会場の候補を首都圏の外・国外にも持つか
  • 北極の保管庫など、国外の遠隔保管を採るか
  • AI自律運営の「先に決めておくこと」五件(確認役ほか)。健康被害のとき、どこまでを AI に続けさせ、どこから確認役の承認を要するか

IX数と事実の出所Sources

七大リスクへの備え・保存の七層・恒久の原則・見直しの暦は、この紙で初めて置いた器の案である。法と税に関わるところは、弁護士・税理士に確かめる。